有酸素運動 AEROBICS

ANAEROBICS

有酸素運動と聞いてもピンとこないでしょうが、
エアロビクスと聞けば想像できる人も多いでしょう。

この有酸素運動という言葉は、1967年に米軍軍医が心肺機能を改善させる運動プログラム【AEROBICS:エアロビクス】を発表し、それを日本で【有酸素運動】と訳したのが始まりのようです。

体を動かすため(筋収縮)のエネルギーを発生させる方法に酸素を必要とする方法と酸素を必要としない方法があります。

有酸素運動とは酸素を使ってエネルギーを発生させる運動で、反対に酸素を使わずにエネルギーを発生させる運動を無酸素運動(むさんそうんどう:ANAEROBICS)という運動があります。


有酸素運動の種類

  • ウォーキング
  • ジョギング
  • ランニング
  • サイクリング
  • エアロビクス
  • エクササイズ
  • アクアビクス
  • 水泳

これら運動は有酸素運動として分類されています。


有酸素運動は脂肪を燃やしてくれる

有酸素運動がダイエットに適している理由は、筋肉を動かすエネルギーを得るために脂肪を燃やしていることです。

酸素を多く取り入れる有酸素運動こそが体脂肪を燃焼させてくれるダイエット運動!ウオーキングやジョギングやサイクリングなど、比較的長時間体を動かし続けいても息が切れない、心臓が苦しくならない有酸素運動が脂肪燃焼ダイエット運動!軽く汗ばむ程度で脈拍が1分間に110~120を越えないのが目安です。

運動をすると息が苦しくなります。

これは酸素消費量が酸素摂取量を上回ってしまい酸素不足状態になっているのです。こうなると無酸素状態になり脂肪燃焼効率が悪くなります。

酸素消費量が摂取量を上回っていないときは、糖質と脂肪の燃焼割合はほぼ50%ずつですが、酸素消費量が摂取量を上回ってしまうと酸素を必要としないエネルギー供給に切り替わってしまうので脂肪燃焼よりも糖質からのエネルギー供給に変わってしまいます。

心肺機能を高めることで酸素摂取能力を上げれば、運動が少し激しくなっても有酸素状態を維持できて脂肪燃焼を持続できるので、【運動慣れ】して体を作ることも大切です。

また、この有酸素運動での脂肪燃焼は、運動を始めて約15分~20分後からが効率がよくなるようなので、最低でも20分以上の運動時間が必要です。

それは運動を始めた最初は、血液中のブドウ糖のほうが早くエネルギーにすることが出来るので脂肪よりも多く使われますが、その後は血液中の遊離脂肪酸、そして体脂肪も多くエネルギー源として使われだすからです。

有酸素運動は毎日すること!

1日空けただけでも効果はかなり薄れるようですから…

また、この有酸素運動はダイエット以外にも、

  • シェイプアップ
  • 肺の機能が強化
  • 中性脂肪の低下
  • 血液循環の改善
  • ストレス解消
  • 善玉コレステロール(HDL-C)の上昇

などの効果があるようです。健康にもいいってことです。