炭水化物 CARBOHYDRATES

炭水化物は体の主要なエネルギー源!

炭水化物は、人間の体中で消化されて栄養素となる糖質と消化することのできない食物繊維に分けることができ、そのうちの栄養素となる糖質は単糖を基本に構成され、大きく4つに区別されています。


4つに区別

  • 単糖類(ブドウ糖、や果糖など)
  • 二糖類(ショ糖(砂糖)、乳糖、麦芽糖など)
  • 少糖類(大豆オリゴ糖、フラクトオリゴ糖など)
  • 多糖類(デンプンなど)

糖の最小単位を単糖・単糖類と呼ばれ、この単糖が2つ繋がったものが二糖・二糖類と呼ばれます。

単糖が2~10個程つながった糖は少糖類(オリゴ糖)と呼ばれます。ただ、この区別だと二糖類もオリゴ糖となるため、その区別のために単糖が3~10個程つながったものを指すことが多いようです。

それ以上に多くの単糖が繋がったものは多糖類と呼ばれ、代表的なのが単糖が数百~数千つながったデンプンです。

これらグループの中で単糖類と二糖類をまとめて【糖類】と呼び、少糖類(オリゴ糖)や多糖類に比べて消化・吸収が早いので即効性のエネルギーになる反面、摂取過剰での肥満の原因としてダイエットでは意識されています。


糖質の役割

炭水化物の構成要素である糖質は、炭水化物消化酵素などによって消化されてグルコース(ブドウ糖)となった後、必要な分は血液を介して各細胞へエネルギー源として供給さたり、体を構成するタンパク質として使われたり、余った分は肝臓骨格筋でグリコーゲンとして備蓄されるか、脂肪として蓄えられます。

  • エネルギー
  • グリコーゲン
  • 体タンパク
  • 脂肪

このうちのどのように使われるかはその時の状態によって異なり、身体をよく動かしている状態ならエネルギーとして使われますし、休んでいる状態なら脂肪として蓄える傾向にあるようです。