シャンプーの選び方
どのシャンプーが適しているかは人それぞれでしょう。
頭皮の状態 髪の毛のダメージ度やシャンプーをする回数、そして季節によっても替わってきます。
自分に合いそうなシャンプーを見つけたら、サンプルボトルなどを利用して使用感を体験するのもいいでしょう。
シャンプーの主な成分
- 界面活性剤
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界面活性剤はシャンプーの主成分。
界面活性剤は皮脂汚れを落とすには欠かせない成分ですが物質によって強さが異なり、この洗浄力・刺激性がシャンプーの特性を大きく左右します。
- 保湿剤
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頭皮や髪の毛に水分を与えて乾燥を防止するために使用されます。
アミノ酸系シャンプーは、艶と弾力性も与えるようです。
- 増泡剤
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界面活性剤の物質によっては単一では泡立ちや泡持ちが悪い場合がある時に、それを補うために添加されています。
- 増粘剤
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シャンプー剤に高級感を与えるなどの目的で添加されています。
- コンディショニング剤
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洗髪後の髪の毛をしっとりまとめやすくし、髪に艶を与えます。
- 防腐剤
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カビや雑菌など繁殖を防ぐ目的で添加されています。
- 金属封鎖剤
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水の中の金属イオンの影響で泡立ちが悪くなることを抑えるために使用されています。
- 溶解補助剤(ハイドロトロープ)
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界面活性剤の水に対する溶解度を高めることで、低温でもシャンプーの安定性をよくするために使用されています。
- その他成分
香料、ふけ止め剤、消炎剤など
良いシャンプーの条件とは?
- 適度に洗浄力がある
- 泡立ちが決め細やかで持続性がある
- 頭皮や髪の毛への刺激が少なく安全性が高い
- 洗った後の頭皮や髪の毛の仕上がりが良い
シャンプーを選ぶ時のポイント
- 髪の毛や頭皮と同じpH値5~6の「弱酸性」のシャンプーを選ぶ
- 表示指定成分が少ないシャンプーを選ぶ
- リンスやコンディショナーなど、シャンプーと同じシリーズのものを選ぶ
一般的にシャンプーは、リンス・コンディショナーとのペアで使用することを想定してpH値が設定されています。
またブランドが異なると香りも異なり、組み合わせパターンによっておかしな香りになってしまう場合もありますので、ブランドは統一して使用しましょう。
シャンプーの使い方
- シャンプーをつける前に37度程度のお湯で髪の毛を濡らす
- シャンプー液を手のひらに取る
- ぬるま湯を数滴落とし手のひらで泡立てる
- 泡で頭部を包み込むようにして優しく洗う
- 頭皮をマッサージするように念入りに洗う
- 汚れが落ちた37度程度のお湯で完全に洗い流す