無酸素運動 ANAEROBICS

ANAEROBICS

無酸素運動(アネアロビクス:ANAEROBICS)とは、有酸素運動とは異なり筋肉を動かすエネルギーを酸素を使わない方法で発生させる運動です。


無酸素で運動?

無酸素という言葉で【無呼吸で運動したら無酸素運動】のように聞こえますが、そうではなくエネルギー発生方法の違いです。

この無酸素運動はエネルギー源として脂肪はほとんど使われずに、主にグリコーゲン(筋グリコーゲン)を使います。なので余分な体脂肪を落としたいダイエットには不向きな運動とされています。

エネルギー発生時は酸素を必要としなくても、その後に必要分の酸素を補っているので、運動後には呼吸が荒くなり大量の酸素を必要とします。

また、これらの運動の持続時間は短くなります。


無酸素運動の種類

  • 短距離走
  • 重量挙げ
  • 筋力トレーニング
  • 腹筋
  • 腕立て伏せ

筋肉アップには無酸素運動

体脂肪を落とすのには不向きな無酸素運動ですが、筋肉アップには無酸素運動が有効とされています。

無酸素運動では脂肪よりもグリコーゲン(筋グリコーゲン)をエネルギー源とし、グリコーゲンがなくなればたんぱく質をエネルギー源とするようです。

筋肉もたんぱく質…

筋肉を潰してエネルギーとするわけです。

筋肉が太くなる要因は筋肉を壊すことです。

そして新しく作られるときは前よりも太くなるから筋肉アップになるのです。

そして、この筋肉アップは基礎代謝量を増やすことが出来るので、直接には脂肪燃焼に有効でなくても間接的には無酸素運動もダイエットに繋がっていきます。